地元からやっと現在の住処に戻ってきました。先月12日の夕方に帰省してからずっと地元だったから、かれこれ1ヶ月半ぶり。大学入ってこの方、こんなに長く地元にいたのはもしかしたら初めてかもしれないです。何のかんのと理由をつけてはこちらに留まろうとしてたからなー。

 いつもは6時台の汽車で地元を離れるんですが、今回は(朝起きられないからという理由で……)8時台の汽車に。最初こそ通勤・通学ラッシュで混んでたけど、数駅も行くとがらがら。県境過ぎた頃から終点近くまでうとうと寝かせてもらったっす。
 対して、新幹線は2本ともほぼ満席な感じでした。乗客の多くはいかにもビジネスマンで(若い女性とか旅の中高年ぽい人も見かけたけど)、学生のはずなんだけどどうも違和感のある自分は浮いてたような気が……。
 あ、あと限定品に弱い自分にしては珍しく、実家から持たされた弁当以外に、余分な駅弁とか買わなかったですよ。最初の駅で500mlペットボトルのお茶を一本買った程度でした。

 いつもより2時間遅れでこちらの駅について、そのまままっすぐ帰ればいいのに、サイト製作の参考になる本を求めて駅前の本屋や古本屋をうろうろ。すると、電車に乗ってる最中はさほど気にならなかった大荷物が肩に食い込む……! 痛い重たい言いながら、3軒目でやっと目星をつけてた本を見つけ、やっとバスに乗ってアパートまでたどり着きました。

 戸を開けた瞬間驚いたねぇ、ってのが……自分のアパートの散らかりよう。別に泥棒に入られたわけでもないはずなんですが、実家がまめな家族の努力できちんと片付いてたのに比べると雲泥の差。こんな所によく暮らしてたもんだと改めて思った次第です……。

 それから流しや冷蔵庫のあたりを少し拭いたり片付けたりしたんですが、そうこうしてて昼飯が遅くなったこともあって、ほかには何も出来ずにごろごろ。近所の店から牛乳だけは買ってきたものの、お茶を買いに行こうと思っていたらうたた寝してしまって起きたのが9時。戻った直後の今だから、少しは家の中を片付けようという気が起きてるけど、このまままたぐうたらな生活に突入してしまうんですかねぇ……。

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 そういえば実家の弟(高3)は今テスト期間中で、今日は現国だけだと言ってました。クラスの他の人は物理も受けるんですが、弟は物理を全く選択しないことにしたので。受験のプレッシャーもあるんでしょうが、今日は早く帰れると嬉しがってました。

 テストが終わると遠足で、バスに乗って松本まで行くんだそうで、今はそれだけが楽しみだとも言ってましたが。松本っていったい何があるの?と言うので、信州大学や松本深志高校を偵察に行ったら?とか、いっそ上高地まで足を伸ばしたら?とか言ってみたんですが、全然興味が無いようでした。もちろん、人の趣味はそれぞれなんでしょうが、そんな状態じゃ遠足に行っても何もする事がないだろうに……。

 他にも実家ではいろいろな話を聞いたり何かしたりしたのですが、日記に書いておかなかったせいで、今やほとんど忘却の彼方……。やっぱり二十歳過ぎてから物凄く記憶力が衰えてる気がしますよ。そして、受験の時期まではあんなに嫌だった勉強をもう一度やり直したくなるのも不思議なこと。
 それにしても、蜻蛉日記とか更級日記だとかは老いてからの回想録だって習った気がしますが……いくらメモ(手紙とか書き付けとか)が残ってるからと言って、昔の事をそんなに正確に思い出せるもんかねぇ? 昔の人は過ぎ行く日々にとても敏感で記憶力が良かったのか、それとも、実は結構あやふやな記述もあるのでは……?と、ついつい思ってしまうんですよ……。

(2:42 2006-09-29)

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