ある怠け者のハロウィン
 昔使ってたP211iには着メロを自分で打てる機能があってよかったなぁなどと思ってた田舎者は、今さら初音ミクのことを知ってちょっと欲しいなぁとか思ってるみたいですよ。

 それはそうと、今日はハロウィンでしたね。とは言え、自分がやる事と言ったらせいぜいサイトの更新ぐらいですが(それだって今年は何もできなかったけど……)、それでも夕方になると、買い物にでも行ってみようかという気になるのがお祭り好きの性。だってこの時期、ロフトのパーティーグッズ売り場とか面白いですし。販売期限ぎりぎりでお安くなってるハロウィンもの商品とかもありますし……。

 が、それも行こうか行くまいか迷ってるうちに時間が遅くなってきて、しょうがない、今日は外出しないで、サイトの更新だけで手を打とう。イラストは何もできてないけど、9月から書いてる小説、何とか今日中に完成させてアップしよう。ちょうど、ハロウィンっぽいと言えばそのようにこじつけられなくもない内容だし。
 ……と、思ったんですが、夕飯食べて酒飲んで、携帯で小説打ちながらゴロ寝して……気がついた時には既に日付が変わった後でした。そんなわけで、上の写真は何もハロウィンらしいことをしなかった言い訳代わり。今朝未明、猫の餌を買いに行ったついでに買ったハロウィン限定オレンジジュース(お値段は98円の半額)と、去年かおととしロフトで買ったカボチャ人形です。カボチャのほうはせっかくこの時期なんで、ここ1〜2週間ほどパソコンの周囲に転がしてました。

 ……しかし、一日何もできなかったとか言ってますが、そういえば日中はまたずっとうたた寝して過ごしてしまったんでした。小学とも中学とも高校ともつかない昔の学校で、プリントを配る時にもたもたしていて同級生に笑われて、ついにキレてプリントぶちまけた夢を見てた覚えがあります。どうやら、近所で家の建て替えをやっている大工さんたちの話し声や笑い声が夢に影響したようですが、夢の中でたやすく拗ねたりキレたりしてたのを思い出すと、子どもの状態から全く成長してない証拠のような気がしなくもない。

 さて、金曜からは学祭なんですが……特にサークルとか研究室とかの用事はないと思うんだけど。弟が立て看板と部誌出してるって言うから、見に行ってやろー。

(2007-11-01T07:55)
 何とか青春18きっぷの有効期限の最後の日に実家に戻ってきました。
 想定してた用事の大半は、予定通りには済みませんでしたが、まあ気になる物は持って帰ってきたし、あとはまた戻って片付ければいいか……という感じです。その調子で積もり積もった用事がすでに山のようになってるというのは、……まあ見ないことにしておいて。

 しかし、今回も帰り仕度は徹夜仕事でやったもんで、ここ一週間の睡眠不足(と不規則生活)も相まって、もう最初に東北本線で4本の電車を乗り継ぐところから夢うつつ。乗り換えの時も寝ぼけてて、特にどこがとは言えないけど、とにかくやけに危なっかしい。3日に同じルートで来た時のほうが、よっぽど気を張っていた気がします。あの時も最後のほう(東北本線)は眠くてたまらず、うたた寝しながらも駅に止まるごとに起きて周囲を見回すので、乗り合わせた人たちから奇異の目を向けられてた気がするんですが……。

 それに対して今回は、一度通った道だからなのか、どうも気が抜けたようで……。宇都宮だったか小山だったか、高崎だったような気もしないではないですが……終点に来ても目が覚めなくて、乗り合わせた人が声をかけてくれて、やっと起きたなんて事までありました。
 それでも高崎では時間があったので、駅の近くの美術館でも見てこようかと思ったら、あいにくどこも月曜休館でした。まあ芸術くさい物を見ると恐怖を感じるたちですので、変な動物の造形など見なくて良かったやもしれません……。仕方ないので駅ビルの中のデパートで時間をつぶしました。

 そんなふうにうろうろしてる間はいいですが、列車の中ではやっぱり眠くなります。が、乗り遅れるまいという緊張感から、本気で寝るわけにはいかないという自覚はあるようです。となると……いくら眠っても寝足りないんです。
 そういうわけで結局、朝7時から夜8時までほとんど電車に乗ってましたが、朝夕の通勤・通学ラッシュで立ち乗りだった時間帯以外はほぼ寝たり起きたり。ちなみに起きている時はだいたい、景色を眺めているか、携帯で3日に書き始めた小説の続きを書いているかでした。

 まあ、今度もかろうじて乗り遅れることなく帰れたわけですが。
 初めて使った青春18きっぷは、あと2日分も残して使用期限を終えてしまいました。こういう事をやってしまうにつけ、自分は銀河鉄道999でいう「ほんとうのプロの旅人(トラベラー)」には一生なれないんだろうな……と思えて仕方ないです。「大旅行に出るってのに、荷物は体につけているものだけ」なのが「ほんとうのプロの旅人」なんだそうですが、今回もいつもの例に漏れず、大荷物背負ってヒィコラ言ってましたし……。
 ……あ、でも、台風さえ来なければですね、あと体調さえ悪くならなければですね、自分といえどもきちんと5日分使い切ったかもしれないですよ? ……などと一応言い訳してみたり。

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 ……と、ここまでの記述は、16日になってから記憶のみで書いたものです。当日からほぼ一週間も過ぎていれば、やっぱり生々しく思い出すというわけにはいかないですね……。

 そんなわけで、古典の蜻蛉日記だの更級日記だのは老後に回想して書いたものだという話ですが、昔の人が本当に正確に昔のことを覚えてたのか、日ごろから疑問でなりません。まあそこら辺は専門家の研究に任せるべきなんでしょうけどね。

(2007-09-16T23:38+09:00)
 青春18きっぷの今夏の使用期限は9月10日――つまり明日である。
 自分が生まれて初めて青春18きっぷを使い、地元から今の住処に一時的に戻ってきたのは3日のことだった。だから、明日でちょうど滞在一週間になる。

 それだけ日数があれば、こちらに残っていた用など全部片付いたはず……と思うが、現実はさに非ず。まだ研究室の引越し先は確かめてない。散らかりっぱなしの自室は掃除してない。青春18きっぷは明日使っても使い残りがある。……というほどに片付いてない。

 前回の記事にも書いたが、戻ってきた当初はこんなつもりではなかったのだ。計画では……3日に一日がかりで戻ってくる。4日に、研究室の位置確認や部屋の整理を済ませる。5日に、電車で松島にでも出かけて一日遊ぶ。6日、再び一日がかりの鈍行列車の旅で地元に戻る。……と、このぐらいのつもりでいたのである。

 しかし、この怠け者の自分の行動がそう計画どおりに運ぶはずなどなかった。
 3日は数日来の寝不足もあって、アパートにたどり着いた時にはぐったり疲れていたが、久しぶりに自室でネットにつないでサイトの更新などやっていたら、ろくに寝ないまま翌朝になってしまった。

 4日の朝は、バイト先の人に頼まれた地元の酒が宅急便で届くので、届くまでそのまま起きていたと思う。しかし、それからまたネットに夢中だったか、うたた寝したかしたのだろう。酒をバイト先に届け、ついでに当座の食料などを買ったのは、もう辺りが暗くなった時間帯だった。その夜もほぼ徹夜のようなものだったと思う。

 5日の朝になると物凄く体調が悪くなった。自分の場合、辛いのは最初の一日だけだと分かっているものの、8月の間さっぱり音沙汰なしだったせいかかなり辛い。防衛大に入らなくてよかったと思うのはこんな時である。もし危険な時に幹部がこうだったら部下はたまるまい。そんなわけで一日中ごろごろ寝て過ごしたが、午前中、火災報知器の取り付けの人が来た時は、何とか応対して取り付けてもらった。

 6日になるといよいよ台風9号が危なくなってきた。自分のアパートは河原の低地にある。川が溢れたら浸水する恐れは十分ある。しかし、自室に溢れる本の山は、もはや本棚には入りきらないからみな床の上に積んである。万が一、床上浸水したら助からない。かと言って、片付ける場所も時間ももない。また、上手く運んだらこの日に帰るつもりではあったが、台風が迫っているとあっては、途中で在来線が不通になる可能性もある。だから、帰るのは台風が行った後にすると、実家との電話で言っておいた。

 7日には台風が今の住処に最接近した。朝早くの実家からの電話で、吹き飛ばされると困るから外に出るなと言われたので、おぼしめしに従い、5日同様に一日ごろごろうたた寝して過ごした。もっとも体調はもう問題なくなっていた。家の外では竹やぶが有り得ない方向にしなるほどの大風が吹いていた。しかし、テレビの中の各地の様子を見ていると、一歩も外に出ずにいられる自分の立場の気楽さを実感せずにはいられなかった。

 その翌日――つまり昨日、8日。幸いにしてアパートには台風の被害はなかったようである。が、台風の翌日で夏のような気温と、室内で80%もの凄まじい湿度になり、蒸し暑くて何かするどころではなかった。しかし、延ばし延ばしにしていた用事も、ついにどうにかしなければならないところまで来ている。……そう、分かっていたのだが、やっぱりこの日も、動き出したのは夕暮れ時だった。もちろん、片付いた用事はせいぜい2つ3つである。

 そして、今日。朝風呂に入って、久しぶりに朝の特撮番組を見て……あとは朝飯を食べれば、用事をこなす時間は十分あるはずなのに、あれもこれもと気ばかり急いて、なかなか取り掛かることができない。はっきり言ってしまえば……眠いのだ。この頃、夜になると疲れてうたた寝するのだが、いつも2、3時間ほどで起きてしまう。そもそも自室は布団を敷くスペースもないほど散らかっていて、いつも枕と抱き枕とタオルケットだけで寝ているのだから、当然なのかもしれない。昼間も眠気が残るから昼寝をするが、結局、熟睡できてない気がしてならない。

 今日はそんな昼寝などしている暇はないと分かっていたのだが、だからといって作業効率が上がるわけではなかった。とりあえず洗濯はしたが、下手をすると今夜もう一度する必要がある。風呂も今夜入ったら、明日の朝早く出発する前に掃除しなければ。もちろん荷物の支度もいる。部屋の掃除や整理は全くやってないが、これからやっても終わりそうにない。他の作業のことだけ考えても、どうやら今夜もまた徹夜しなければならないのは確実だ……。

 ……と、精一杯忙しがって愚痴を述べたててみたが。
 このままでは青春18きっぷの残り回数が余って、もったいないという事は先に述べた。そこで、今日の夕方は……1回でもきっぷを使っておこうと、石巻まで電車で行ったのである。
 むろん夕方になって出かけたのだから、そこらの施設や店に入れるわけもない。まっとうに昼間楽しんだらしい人々に混じって、密かに恥ずかしくなりつつ、ほぼとんぼ返りで戻ってくる他なかった。

 やはり自分の物事の優先順位の付け方は、激しく間違っているのだろうと思う。

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 この日記の更新状況を見ても分かるだろうが、自分は毎日日記をつけるということができないほうである。

 実のところ、書きたいことは毎日たくさんある。たくさんあり過ぎ、また詳しく書き過ぎて、書くのが(あるいは、まとめるのが)途中で面倒になるのが問題なのだ。

 自分は創作のネタをメモするのに、「マイブック」という白紙の文庫本を使っている。一日に思いついたネタを、下らないのも含めて全て書くと、1日分(1ページ)ではとても足りない。今では1.5ミリ四方くらいの細かい字で書いているのに、だ。
 それだけの字数を書くのはやはり面倒だし、時間もかかる。だから、大事だと思ったネタを書いている途中でも、放り出すことがよくある。

 実のところ、今日もネタを書き付けている途中で、前に書いたネタを参照する必要があって探し始めた。見つからないので、2年前、3年前の「マイブック」を出してパラパラめくってみた(去年のものは見つからなかった)が、やはり発見できなかった。

 が……自分が愕然としたのは、白紙のページと書きかけのネタの多さである。今年のも、2年前、3年前のも皆そうだった。マイブックのネタがないときは日記を書くつもりでいるが、そんな時はむしろ最初から面倒で何も書かない、だから白紙のページができる。その時何を考えていたか、思い出したくてもたいてい無理だ。
 書きかけのネタは、当時は確かに何か考えていたのだが、今となってはやはり何も思い出せない。どんないい事を考えても、これでは無駄である。

 そうして何気なく本棚の上を見上げたら、ハードカバーの立派な5年日記を発見した。今年までのものだったが、今日見るまで存在そのものを忘れていた。

 自分がますます愕然としたのは言うまでもない。

(※この日記の原文は、石巻への往復の車中、暇にあかせて書いたものです)

(2007-09-09T21:24+09:00)
 学生のうちに一度はやりたいと思ってましたが、本日、ついにやっちまいました……青春18きっぷの旅。

 事の始まりは先月10日、夏休みで実家に帰省した時です。その時、ろくに学業やらアパートの方を片付けてこれなかったのが心配で、8月の末か9月の初めに一度戻るつもりで帰ったのでした。
 まあそれも実家で過ごすうちにだんだんどうでもよくなってきたんですが、それでも実際問題、建て替えで引っ越した研究室の場所くらい知っておかないと、学生としてかなりマズい。そこで、どうせ戻るなら交通費のかからない方がいい、でも高速バスはちょっと嫌、だったらこの際、ちょうどいいから一度使いたかった青春18きっぷで……と思ったんですね。

 が、青春18きっぷを使いたい……と曖昧に表明しても、うちの家族の反応はあんまり良くありませんでした。いくら安いといっても高速バスよりは高いし、移動時間の短さも高速バスの方が上。値段は張るけど安全性と速さなら新幹線が一番。何より心配なのは何度も乗り換えが必要ということで、果たしてこののんびり屋が寝過ごしたりせずにしっかり旅が出来るものやら? ……というわけです。

 そう思われている以上、こちらも絶対に青春18きっぷで!とは主張しにくく、どうやって戻るのかはっきり決めないまま日を過ごしていました。が、そうこうする間にも青春18きっぷの発売期間の終わりが迫ってきます。家族も、帰るつもりならば切符を買わなきゃならないだろう、と急かします。
 ……こうして、ついに発売最終日の8月31日の夕方。一番近い駅まで送ってもらい、窓口の人に、青春18きっぷはありますか?と訊くと……ありますよ、と当然の答え。あまりにも迅速に買えて、拍子抜けするほどでした。
(ちなみに地元の近く(元は隣の隣の町、今は市町村合併で隣の市になった所)には、昔懐かしい手書きの青春18きっぷを購入できる駅もあるのですが、今回はそこまで我が儘を言う気にはなれませんでした)

 さあ、もう、買ってしまったんだから仕方がないよね? ……というわけで、きっぷ購入前から古い時刻表を見て立てた予定を、ネットの路線検索や時刻表検索で改めて確認し、乗車計画を作りました。きっぷは10日まで使えるので、出発日はいつでもいいという感じで完全には決めず、とりあえず今日という事にしておきました。……おかげで今朝など、まだ荷造りが済んでいないようだけど本当に今日出発するのか?と、母親に訊かれてしまったのですが。

 ともかくどうにか今朝6時に出発した、乗り換え7回、所要時間計11時間あまりの鈍行の旅。最初の方こそ山の景色の面白さに起きてましたが、ここ数日間ろくろく寝てない上に昨夜も準備などで徹夜したため、最後の方などはほぼ乗換えの時以外は夢うつつでした。近くの席に乗り合わせた人々の反応を見るに、どうも自分の寝姿はあまり見られたものではなかったようです。……そういえば、ある電車で自分の向かいの席にいたお姉さん、終始眉間にしわを寄せていらっしゃったけど、いったい何が理由だったんだろう。

 それに、少しでも所要時間を短くしようとした結果、どの駅でも乗り換えの合間の時間があまりなく、改札口の外に出てみることもできませんでした。水上では是非外を見たいと思ったのにすぐ電車が来たし、高崎ではかろうじて駅弁の店でだるま弁当を買えたけど、やはり出られず。最初の乗換駅の湯沢だけは1時間近い時間があったのですが、何分にも朝早いのでどの店も開いておらず、出ても面白くなさそうだったのでそのままホームにいました。
 余裕のなさをもっとも実感したのは、小山を昼に出た電車がほぼがらがらだった時。……ああ、今頃たいていの人は、どこかの店に寄ってお昼を食べてるんだろうな……と思った次第です。

 ともあれ、最終的には何とか寝過ごすことも乗り遅れることもなく、現在の居住地に着くことができました。
 ですが……駅を一歩出た瞬間、驚いたのは駅前を行く人の多さ。地元ではめったに見れない、でも、つい一月前までは普通に目にしていたはずの人の多さに、どういうわけか奇妙に落ち着かない気分になりました。それに、アパートの方面へ向かうバスに乗ると、いつのまにかバスのコースが変わっていたり、見覚えのない所に横断歩道ができていたり……。ほんの1ヶ月足らず留守にしただけなのに、こんな浦島太郎のような気分を味わうとは思ってもみませんでした。もしかしたら、それほど自分が実家でのんびりしていたということなのでしょうか……?

 さて、久しぶりにアパートに入ってみると……やっぱり、整頓された実家を見慣れた目には凄まじいばかりの散らかりようです。それでも、最大限散らかした状態よりはいくぶんマシなのですが。……片付けは必要ですが、まあ何とか手早く済ませて、青春18きっぷの期間が残っているうちに松島か石巻あたり見物して、あと木曜深夜の『モノノ怪』の放映(地元では放映してますが、現住地の方ではまだなのです)が気になるからそれまでに地元に帰れたらいいな、などと、思っていたのですが……。

 留守にしている間に郵便受けにたまった郵便物やら広告やらを見たところ……「平成19年度 市民税・県民税の申告について」という郵便がありました。
 これは脅威です。実のところ、この市に住所を移して何年にもなるのに、市民税とか県民税なんてちーとも気にしないで過ごしてきたので、いつかとんでもない事になるんじゃないかとちょうど気になりだしたところだったのです。

 中身を見ると、「平成○(空欄)年度 県民税・市民税申告書(簡易申告書)」とか「平成19年度 県民税・市民税申告の手引き(簡易申告書)」とかいうものと一緒に、「平成19年度 県民税・市民税申告について(通知)」というものが入っています。そこに「下記の相談日にご来朝の上申告してください」とある相談日は……9月4日。明日です。都合の悪い場合はなるべく9月3日から7日までの間に来てほしいとも書いてありますが、そうなると、今日戻ってこれたのは偶然ですが僥倖でした。

 しかし「お持ちいただきたいもの」の欄には、「この封書」「印鑑」の他に「所得を計算する前に必要な書類」やら「国民健康保険料・国民年金保険料・介護保険料等の領収書」やらいうものが書いてあります。自分の昨年の収入といったら、バイトでもらった20万足らずくらいですが、封筒に入ったお金をもらって出勤記録の下に受け取りを書いただけで、収入を証明できるようなものは何ももらってません。しかも、もらったお金の金額を書いた封筒は実家に置いてきてしまいました。これでは収入あるいは収入がないことを証明しろと言われたって……無理です。

 困ってばかりもいられないので、とりあえず親に電話して聞いてみると、親も何だかよく分からないものの、申告はこっちでしてあるから払う必要はないんじゃないかという感じでした。要するに自分は親の扶養家族だし、国民年金保険料の控除も親が申告したときにしてあるし、申告の対象になる昨年1月から12月までの自分の収入は6万程度だし、この程度のバイト収入なら払わなくていいんじゃないかと……まとめて言えばそういうふうな意見で。

 しかし、申告に行かないのも何だか恐ろしいので、明日とりあえず申告、というよりも、相談に行くことになりました。他にも用事がいっぱいあるような気がしますが、そこにもう一つ、予定になかった用事が増えてしまった訳です。
 はあ……実家に帰れるのはいったいいつになる事やら。

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 関係ないけど、まさか絶望41号のMAD(http://jp.youtube.com/watch?v=9LJvFGlgdzc)で自分が泣くとは思わなかった。

(2007-09-04T09:17+09:00)
 本日の暮れ方、春日山城下に赴きました私は、現世に名高き上杉謙信公のお姿を初めて目の当たりに致しました。
 私のごとき物見高き大勢の庶民が見守る中、謙信公はご自身の楽曲を背景音楽にお出ましになり、ご家来衆に高らかに出陣を下知されたので御座います。

 ……というわけで、今年の謙信公祭の行列で、Gacktさんが上杉謙信に扮するというので見てきました。私も地元民の端くれではありますが、謙信公祭に行った記憶は幼い頃の一回ばかり、小6のときマーチングバンドで参加する予定も雨で中止となり、以降とんとご縁がありません。が、この観光客を呼び込む方法をどこか間違えてる地元がそこまでやるのだから、まあ観光客の数の足しに行ってやろうかと……。というかただの野次馬根性です。

 しかし、一人きりで行ったのとネットの種に写真を撮るのとで落ち着かなかったため、ガクトさんの乗ってた馬が目の青白い白毛馬だったとか、自分の目の前でパフォーマンスをした時その馬がくるくる回るので写真撮りにくかったとか、上杉謙信像として一般的な白布を被った姿ではなく大河ドラマそのままの長髪姿だったとか、よく見ると顔にハの字の線が……とか、終わってみるとほぼろくでもない事しか覚えてません。行列には山本勘助や武田信玄・信繁ほか武田軍に扮した人もいたのですが、ガクトさんのパフォーマンスの台詞がやはり「武田は悪なり、打ち滅ぼすべし」の調子だったんでつい首を捻ってしまったとか……。そのように行列に参加してる地元の人々を賞賛したくて、うっかり「真田さまー!!」とか「(武田信玄に向かって)おォやかたさまアぁッ!!」と叫んでしまいたくなった(叫ばなかったけど)とか……。

 どうも祭り見物の間の私は、どんなパフォーマンスも醒めた目で見ていたというか、写真を撮ることばかり気にして、目の前にあるものをまともに受け止めていなかったようです。そういえば見物の人垣の間から何とか写真を撮ろうとして、腕を伸ばしたり、わずかな隙間を探したり、なるべく前に出ようとしたりしていたら、周りにいた人が前の方に出させてくれました。ガクトさんが目の前から去るとあっという間に見物の人たちも散ってしまって、結局ろくにお礼も言えませんでしたが、改めて考えると自分の行動はいろいろと迷惑だったかも……。

 それでも、途中から行列に合流したガクトさんがいよいよ視界に入ってきた時など、確かに自分も興奮したと思います。うちの家族は私以外、大河ドラマの上杉謙信は「これまでの上杉謙信のイメージじゃない」と受け付けないのですが、私は一応それでもいいじゃないかと思っているので。
 ちなみに一般的な謙信のイメージを代表する(……たぶん)春日山の謙信像の(原型の?)作者は、私のじいちゃんの従兄弟の奥さんの叔父さんだそうです。……だからどうしたって話ですが。

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 弟が来年の2月になったら電脳適応アイドレス (http://blog.tendice.jp/) に参加したいというので、自分も参加したいという気が湧いてきている。今日、初めて基本的なルールの部分を読んで、さらにその気が強まった。同時に、この複雑なルールやら膨大なプレイ経過やら賢いプレイ方法やらを把握するのはとてつもなく面倒だという予感も強くなったが。

 私がアルファシステム関係のゲーム(「式神の城」「ガンパレードシリーズ」「絢爛舞踏祭」「Aの魔法陣」など)を詳しく知ったのは今年の初め頃だが、その世界観のまとめサイト (http://nazomoe.pun.jp/など) を見ると、ちょっとした用語に自分の創作作品と共通するものがあったりして怖くなる時がある。もしかしたらパクリ疑惑をかけられるのでは、という恐れである。
 自分の作品の根っこはもう10年以上前からある(先日古いフロッピーをワープロに入れてみたら、恥ずかしき青春の産物がはっきり残っていた……)が、それもだんだん芽が出て膨らんできているのだから、この部分はいつ、何から発想したなんて、きちんと証拠立てて言うのは難しい。同じ時代を過ごす人間が限られた元ネタから種々の娯楽作品を作り上げるのだから、偶然同じことを考えることもあるし、互いに影響されることもあって当然……という見方もできなくはないが、パクリはパクリと言われれば返す言葉がない。

 そんならいっそ自分から有名な作品に近づいてやったらどうだ?という思いが、自分がアイドレスをやりたい理由の一部としてあるようだ。その結果として、自分の作品がありがち、パクリと言われるなら構わないような気がする。パクリ疑惑をかけられるというのが杞憂であれば、なお面倒がなくていいが。

 それにしても不純すぎて別の心配が湧いてくるような動機だなあ。

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 ずっと日記の更新ができていませんでしたが、蓮荷屋のウェブ拍手ありがたく頂いております。叩いてくださった方ありがとうございます!!

(2007-08-26T07:19+09:00)
 実際、生まれて始めて同人作者さまのサイトへ直接同人誌の申し込みしたのが、ちょうど去年の今頃だったような気がするのだけど。

 あの時はどういう訳かだらだらと入金を遅らせてしまって、結局まともにお支払いして現物を送って頂いた時には、もう半年は後になっていたかと思う。幸いにも寛容な方だったから、その後も安心して毎日サイトにお邪魔したりしているのだけど……。
 で、久しぶりにそのサイトのオフライン情報を見たのがつい二、三日前。既に完売となっていた同人誌の情報を見て……畜生、これ、欲しかったと文字通り後悔したのだった。

 それから、他のサイトの同人誌情報も多少気をつけて見ているのだが、改めて見てみると……欲しいとか、欲しかった(既に売り切れ)とか思うものが多すぎる。いったいどうすればいい。……いや、売り切れたものに関しては、チェックしてなかった自分が悪いと言われればそれは確かだけど。

 しかし、財布の紐を締める必要があるのはつねづね痛感している。自分の性格からして、そんなに一度にたくさん購入しても読みきれないのではとも思う。それに、かなりぎりぎりになってしまったが、春休みのうちに一度は実家にも戻らなければならない。したがって、これから通販の申し込みをしていられるような状態ではない……という事になるのだが、そんな中でも申し込みをしてしまったのがちょうど去年の今頃であったわけで、それを思い出すと、何だか自分がいつも同じ事を繰り返しているような気がしてならない。

 ……のだが、つい先ほどもニュータイプの通販サイトで、「FSS SCHOOL DESIGNS」の申し込みボタンを押してしまった。これも発売前に誌上広告が載った時には、そんなんいらねーよ、てかそんな広告に乗るかよ、という感じでナメていたのだが……後から考察サイトに出た情報を見ると、いろいろ明かされた新設定があったらしい。つーかシトロン・フリーズ・メナー王女のキャラシートが載ってるなんて知らなかった。

 そんなわけで、つい衝動的に通販サイトに赴き、勢いのままに情報を入力して注文確定ボタンを押してしまったのだが……。でも、これはまだいい。代金引換での購入を選んだおかげで、配達日と配達時間を来月の都合の良さそうな日にできたからだ。
 そういえば、アマゾンにも注文していたものがあった。真ゲのDVD-BOXとジャイアントロボ(OVA)のサントラもろもろ……。でもこれは、DVD-BOXが4月25日発売なおかげで、確実に今の住処にいる時に受け取ることができる。

 やっぱり同人誌の通販は……4月になってからにするかな。

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 ところで、こんな3月の末近くになってもまだずるずると実家に帰っていない自分だが、とうとう年貢の納め時が来たらしい。

 というのも先日、弟から画集の購入を頼まれていたのだが、その画集を30日から行く合宿(たぶん高校のSF研だろう)に持って行きたいらしい。となれば、少なくともこっちは明日(29日)地元に帰らなければ間に合わないということになる。

 が……あんまり顔を合わせたくないので、いっそ速達で送ってやって済まそうかと思ったのだが、その計画も今日一日中雨戸も開けずに寝ていたことで、ほとんど望めなくなってしまった。

 顔を合わせたくないというのは……祖父母や母が帰らない自分を心配してか、弟が画集が来ない事を気に病んでか、あまりにもしつこく電話をかけてくるものだから、一昨日、怒鳴って電話を切った上に受話器を外してしまったからである。今朝早くの母親からの電話(その事についても文句を言いたいところなのだが……)によると、弟は焦りもあってか、かなり怒っていたらしい。
 確かに実家に帰らないでいるのは、全面的に自分の夜型生活と怠け癖が原因だし、電話に出ないのも心配させるとは思う。でも……昼寝している間に、電話の数秒程度の呼び出し音(ちなみにうちの電話の呼び出し音はかなりうるさい)が少なくとも連続5回以上となったら、腹が立つのも仕方ないだろう。家族からということが分かっているからまだいいが、そうでなければストーカーかと思うところだ。いや、家族のする事であっても、ストーカー並みと言ってよいのではないかと思えてしまう。

 本を正せば、なかなか帰らないし電話にも出ない自分が悪い。それは分かっている。が……電話に出れば、それでなくても気苦労が多いはずの母親に当たってしまうことになる。独り暮らしも4年になれば、家族からの電話を面倒くさいと思うこともある。

 家族がいなくて、一人で勝手に暮らしている状況に慣れきってしまったせいではとも思うが、それも自然の成り行きというものだろう。こんな調子では将来、親の死に目にも会えそうにないが、それも日頃の行いが悪いせいだから仕方がない。……と、思う自分はやっぱり薄情なのだろうか……。

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 いよいよ地元に帰らなければならなくなった、とは言うものの、自分の部屋は相変わらず酷い有様だ。

 乾いた洗濯物は畳みもせずに投げてある。テーブルの上には酒瓶が乱立している。万年布団のシーツはこのあいだ端にドレッシングをこぼしてしまったが、洗濯しようしようと思いながら、かれこれ3週間(ドレッシングをこぼす前、いや母と弟が来る前からだから、このくらいにはなる)は過ぎている。同時に少し被害を受けた抱き枕の洗濯も必要だ。クリーニングに出していたこたつ布団は一週間ぐらい前に引き取ってきた(15日には仕上がっていたそうだ)が、部屋が片付かないもんだからまだ玄関先に放置してある。

 今から帰っても地元にいられるのはわずかな間だが、こんな惨状を放置したまま留守にするのは、何となく気分的に許せない。かと言って、地元に帰れる最後の電車(午後5時台)までの半日で片付く量とも思えない。いったい何から手をつけていいやら……。

 まあ、とりあえずは数日ぶりに風呂に入らないと人前に出れる気がしないから、そこから始めよう。そういえばここ三、四日(それとももっと?)というもの、風呂に入ろうと思っては、時間を計るのを忘れて風呂を沸かしすぎ、温くなるのを待っているうちに寝てしまったり、やっと適温になったと思ったら他の用事(たいていはパソコンに関することだ)に夢中になって放置してしまったり、考えてみればあまりにも無駄な事を延々と繰り返してきたのだった。やっぱり同人誌を買うのをためらうより先に、たとえば夜きちんと寝るとか、沸かした風呂にはきちんと入るとか、光熱費を節約する事を考えるべきなのではなかろうか。

 もちろん上に書いた内容を見れば、衝動買いと無駄なものを買うことも、充分見直さなければならないことだろう。
 ……だが、それ以前に、何だか前にも同じこと(「SCHOOL DESIGNS」を買った、とか)を書いたような気がするのは何故だろう。まさか、前にも同じものを注文して、それを忘れてまたもや同じものを買おうとしているのでは……?

 ……まさか、年齢とともに自分の記憶力も低下しているとは言え、そこまでは有り得ないとは思うが。それにしても、自分は、いつまで経っても同じことの繰り返しで全く進歩していないような気がしてならない。

(2007-03-29T04:08+09:00)
松の内っていつまでだったっけ!?
 とうの昔に元日は過ぎてしまいましたが、それでも一応松の内と呼ばれるうちには年賀イラストを描き上げたくて、作業に努めている私でございます。

 そこでまず、「松の内」とはいったいいつまでなのかが気になって検索してみますと……もともとは1月15日の小正月まで、最近は短縮されて7日の七草粥の行事の日まで、という意見が多い様子。年賀状はこの松の内の間に出すものであり、それを過ぎたら(または寒の入りからは)寒中見舞いになるそうです。
 ということは、今日一日、咳と鼻水と頭痛に苦しみながら塗ってきた次期サイトトップ用の年賀絵も、どうにか無駄にならずに済みそうです。日付は「一月六日」という少々みっともないものになってしまいますが、公開可能なことは可能です。これで、年末ネタの絵のままだったトップもひとまず安心です。

 ただし、まだ問題が解決しきったわけではありません。まず一つには、これから公開する年賀絵も、原則的に通用するのは松の内の間……すなわち、今日明日の間だけということ。そして……年賀トップ絵が完成したとしても、年賀メールに添付するつもりの別の絵がまだ描けていないし、その年賀メールなども(絵なしのものも含めて)まだほとんど送っていない、という問題が残っているのでして……。

 ……と、このように、新しい年の初めも相変わらずの情けない有様ですが、せめてこの辺りできっちり新年のご挨拶でも。

 旧年中はこの日記をお読みの方、サイトに来訪された方、日頃お邪魔しているサイトの方、利用させていただいているサービスの方等には大変お世話になりました。ご覧の通り、取るに足らないサイトの取るに足りない管理人ですが、本年も、至らない点につきましてはよろしくご指導のほど、お願い申し上げます。

 それでは、大変遅くなってしまいましたが……明けましておめでとうございます(した)。

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 話は変わりまして、近況です。毎度、汚い話なのであまりお勧めはできませんが……。

 上にもちらりと書きましたが、実はこの年末年始で帰省していた間に、風邪を引いてきてしまいました。

 そもそも実家に戻ってみると、受験を控えている弟がひどい風邪引きで、何やら自分も悪い予感のようなものを覚えました。しかし、二、三日はそう大したこともなく過ぎたので、やや安心していたのです。
 ……が。年が明けて2日になってみると、寝ているうちから喉は苦しくなる、咳は出る、肩やら腕の骨やらは痛むというあんばいで、たちまち見事な風邪引きです。その日は一日外へも出ずに、薬を飲み、肩に祖父母からもらった湿布を貼って、せいぜい大人しくしておりました。肩や腕に痛みが出たのは、帰省の際に大荷物を抱えてきた疲れが出たのだろうという祖母の話でしたが、何やらこの年齢にして自分の体の衰えを感じさせられたような気がしてなりませんでした。

 翌日になると、体のだるさは少し改善したような気もしましたが、一方で全く治らないのが喉の不調です。話をしようにも痰が詰まって声が出にくく、とにかく億劫で不自由でなりません。おかげで、自分が思っている以上に具合が悪いと家族には受け取られたらしく、その日はほとんど家族公認で昼寝ばかりしていました。……もっとも、寝ていたおかげで外出もできず、翌日のUターンのための準備もろくろくできなかったので、実を言えば心中かなり不満だったのですが……それは自業自得というものかもしれません。

 こうして昨日4日、ついに風邪が治りきらないまま、電車で今の住所に戻ってきました。もっともこの風邪、母親は、実はアレルギーなのでは……と言っていたのですが、それなら所が変われば治るはずです。が、今日までこうして治らないのですから、やっぱり風邪と考えた方がよいような気がします。……アレルギーの原因がほこりで、実家の布団もアパートに敷きっぱなしだった布団も同じようにほこりっぽかったからだとでも言うならともかく。
(有り得ない話ではありません。去年の年末年始の帰省でも風邪のような症状が出たのですが、耳鼻科に行ったところ、ほこりっぽい布団で寝たことによるアレルギーだと診断されました。……まあ、帰省はどうしても数ヶ月に一度になってしまいますし、仕方ないですよね)

 ともかく、風邪かもしれないということになれば、バイト先で会う受験生の人に感染させるのは禁物です。そう思って昨日は、年前に買っておいた使い捨てのマスクをしてバイトに行きました(今年はバイトがあったので、年末年始の帰省をあまり長くできなかったのです)。
 が……このマスク、口の周辺の湿度が保たれる作りなのは良いのですが、自転車に乗って、息を切らしてバイトに向かった自分は、たちまち大量の白い息を吐く羽目になりました。バイト先に着いた頃には、とてもマスクを常時着けていられず、鼻をかんだりする都合もあって、結局はつけたり外したり。さらに最終的には、くしゃみをした勢いで、とても使用に耐えない状態となってしまいました……(実際何があったかは……ご想像にお任せします)。
 まあこの場合、どんなマスクでも結果は同じだったと思うのですが……これでは、マスクがあってもなくても結果は同じなような気すらしてしまいます。が、せめて生徒さんに対する気遣いぐらいはしなくてはと思うんですよね……。

 そして今日は、生徒さんの都合でバイトの時間の変更があったので、これ幸いとばかりに(もちろんそんな事は人には言いませんよ!)外出せずに絵の色塗りをやっていました。おかげでサイトトップ用の年賀絵はほぼ塗りあがり、あとは最終保存するだけです。その後の、ページの更新作業のほうが面倒なところがあるのですが……。

 しかし、一日パソコン画面に向かっていて困ったのは、ときどき思い出したように酷い咳が出ることでした。他の症状は比較的ましになってきたのですが、痰のおおもとが未だに出ないのか、苦しい咳が繰り返し出てくるのです。しかも、咳をするたび頭蓋骨を締められるような頭痛までするようになりました。
 こんな事だったら痰切り飴でも仕入れておくか、実家からフキの煮物(喉に効くそうです)でももらってくるべきだったと思いました。が……もちろん、パソコンの前でそんな事を言っていたって何にもなりません。

 とりあえず、今日の分の個人指導は明日やることになったから……生徒さんたちに風邪を感染さないよう気をつけてやろう、というコトですね。

(2007-01-06T08:24+09:00)
 昨夜は朝までパソコンを見つめて日記を書いていたせいで、今朝になると目が疲れて、頭が重くてたまらなくなった。ついに眠気に負けて、学校の時間とバイトの時間に気をつけながらうたた寝をしたが、その時、こんな夢を見た。

 布団で寝ているといきなり床が揺れた。地震だ、それもかなり大きいやつだ、と気づいて、枕元にある必需品の入ったカバンを取ろうとしたが、体が動かない。金縛りとまではいかないが、頭はともかく体がまだ眠っていて、どうにも思うように動いてくれないのだ。
 それでも何とかカバンを引っつかみ、布団の上に起き直ってテレビをつけた。だが、出てきたのはビカビカ光る線が入った黒い画面や真っ青な画面で、どのチャンネルを回してもまともに映らない。唯一まともに映ったのは教育テレビで、あとはNHKがかろうじて輪郭が映る程度。しかも、こんな時だというのにのんきにクラシック音楽の番組なんかやっている。地震だってのに何やってんだよえねぇちけぇ! 早く地震情報出せよ! と思ったが、それまで待っていられなそうなのでとっととテレビには見切りをつけた。

 それから逃げ道を確保しようと思ったのか、閉めた雨戸の方へ向かい、雨戸を開けて……変なことに気がついた。雨戸の外から薄いベニヤ板みたいなものが重ねて打ちつけられていて、雨戸を開けても、板の隙間からかろうじて陽光が入ってくる程度だ。これは……とその理由を思い出しかけたところに、その板の向こうから二、三人の迷彩服を着た人間が(どうやってかは知らないが)現れた。いつの間にか背後の自室は、古い学校の教室をぶち抜いたような広い空間に変わっていて、真ん中にテーブルを寄せ集めた周りに自分と似たような年恰好の人間が数人ダラダラしている。どうやら同じアパートの住人たちらしい。
 すると、押し入ってきた迷彩服の兵士らしいのの一人が通告した。このアパートは我々が接収し取り壊す。この事は既に通告済みであり、それでも居残っていた者達(つまり自分たちだ)は速やかに退去せよと言う。それでは自分の家はどうなるのだ……とひそかに心配したが、通告には続きがあり、「アメリカの平和維持軍」の事務所に行けば、とりあえずの棲み家は確保してくれるという。

 それを聞いた自分は、ああ、そうだった……と、今までの事を完全に思い出した(気がした)。確かにそういう通知が少し前に来ていた。代わりの家の手配も軍の事務所に行けばしてくれるという話だった。だが、自分はなぜかそれを全く気にせず、自宅から離れられずにずるずると居残っていた。だからもちろん、退去の準備や退去後の棲み家の手配など全くしていない。これはとりあえず荷物をまとめて、その事務所とやらのお世話になる他ないのか……と思った。
 そうしていると、誰だか知らないが、確かに以前からの知り合いであると思える女の子が自分の側に来た。彼女もやはり同じアパートの住人だったが、通知を受けると非常に手際よく準備を行い、軍の事務所の紹介で引っ越していったのだった。迷彩服に身を包んだ彼女は、いかにも慣れた様子で自分にもそうしなさいよと勧めてくれたが……その、彼女のあまりにも状況に順応しきった様子が妙に腹立たしく、にわかに反抗心が湧き上がるのを感じた。

 そこから次の部分へのつながりはよく覚えていないが、いつの間にかアパートの中の空間(もしかしたら自分の小学校か幼稚園の教室に変わっていたかもしれない)は兵士たちに占拠され、「亡国のイージス」で中井貴一がやった役のような、パトレイバーの劇場版第2作で竹中直人がやった役のような、妙に自信と貫禄に溢れた男が指揮官として鎮座ましましていた。どうやらここにいる兵士たちは、その指揮官のカリスマに心酔し、全くその指示に背くことなく行動しているらしい。
 そしてその指揮官は、未だアパートに居残っている自分に、敵うはずもないのに反抗するとは愚かな事だ、というような内容を畏怖すら覚えさせる態度で言った。と、そこにいきなり現れた(それとも最初からこの人物の視点で夢が進行していたのか?)のは某オリジナルキャラ。バカ言ってんじゃねぇよ、俺ぁそういう偉そうな態度で人に言う事聞かそうってヤツが大ッ嫌いでね! と、反抗心の命ずるままに指揮官に言い放った。それを聞いた自分が、ああ、だから自分はああいうカリスマに満ちたキャラが書けないんだな……と思ったのは、半分目を覚ましかけた状態だったのだろうと思う。

 ……今回の夢で覚えているのはこの程度だ。見ている最中はもっと連続したストーリーがあったような気がするのだが、目が覚めるとほとんどは忘れてしまい、意識して覚えておこうと思ったことだけがやや後まで残る。上に書いたのも、覚えている事柄だけを何とか再構成したものだから、実際の夢とはかなり異なっているはずだ。見た時は本当に印象的な夢だと思ったのだが。

 それにしても、昼寝の時や時間を気にしつつ寝た時の夢は、やはり半分起きているような状態だからなのか、記憶に残る夢が多いようだ。
 とりあえず……自分の夢はたいていカラーです。

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 気を張って寝たおかげで、学校に行くべき時間の前後には一応目が覚めていたのだが、睡眠欲に打ち勝つための意志力が足りなかった。バイトの時間の直前にやっと起き、遅刻しつつもバイトには行ったが、昨日書いた生徒さんから先輩への伝言は果たせずじまい。今日その生徒さんから返事を聞かれたが、今日は無理でした、と、とりあえずそれだけ言ってごまかした。明日は難しい授業が連続する日で、研究室に顔を出しにくいんだが……やっぱり行かなきゃ駄目だろうなぁ。

 バイトが終わるとまた眠気が出てきて、讃岐うどんのチェーン店で五目うどんを食べてそのまま帰宅し、2、3時間寝た。そのときも半端な眠りだったせいか、なかなかリアルな夢を見た気がするが、今となってはあまり覚えていない。

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 一眠りした後でネットを始めた。どういうわけか、この頃自分のサイトをチェックする事が少ない。ハーボットが寂しがるだろうな、腹を減らしているだろうな、と思うのだが、なぜか自分のサイトを見る事を避けているような感じすらある。今日も、この日記を書いていたらうっかり日付を越してしまった。

 顎の下についた脂肪が気になるので、オールアバウト(http://allabout.co.jp/)で「あご」で検索したら、なんか地元にある美味いラーメン店の情報が出てきた。
 地元なんだけどこりゃ全然知らなかったな。今度帰省したら家族に教えてみよう。でも、うちの家族は今まで行ってた店にこだわる傾向があるし、「かんすいが強すぎて腹を壊した」とかいう理由で行かなくなったラーメン屋もあるから、美味い店だからといって気に入る可能性はあまりないんだけど。

(2006-12-06T01:20+09:00)
ダメ人間の一日
 今日も今日とて昼間を睡眠時間にしていたら、本来学校にいるべき5時間目の間に、アマゾンからの荷物が配達された。
 今回届いたのは『イノセントヴィーナス』DVD第1巻と、同アニメのOPテーマである妖精帝國の『Noble Roar』。一緒に注文した『GURPS Ultra-Tech』は、遅れているとかでまだ来ない。やっぱりアメリカからの取り寄せになるからなんだろうか。さすがに年末年始の時期までずれ込まれるとちょっと困る。もっとも、そのおかげで今回の配送料は無料なのだが……。

 そういうわけで、日記を書いている今(深夜)は『Noble Roar』がハードリピート中。ノリのいい部分になると自分でも口ずさむ癖があるから、アパートの上の階や隣の部屋の人には迷惑かもしれない。夜中に『ゴジラ対スペースゴジラ』や『ゴジラ対デストロイア』(どちらも今レンタル中)を視聴するのもたぶん迷惑だろうが。

 夜になってバイト先から帰ってきたら、弟が珍しく電話をかけてきたので、しばらく楽しくオタ話をした。その時、自慢するつもりでイノヴィのDVDとOPテーマが届いたと言ってやったら……DVDのことでは一応驚いていた(それとも呆れていた?)が、その後が問題。OPテーマなら、イノヴィの初回放送の日にもう買ったと言うのだ……。
 自分がイノセントヴィーナスに興味を持ったのは、夏に帰省して弟が毎週見ているのを一緒に見てからだから、その時にはすでにOPテーマのCDが実家にあったことになる。買ったなら買ったって言ってよ!……と、思わず電話口で言ってしまったが、まあ『ガ王! 〜勇者王誕生! 10連発!!〜』も自分のと弟のと2つあるし(しかもそっちは先に買った自分が弟に自慢したのが原因)、別にそれほど気にする必要はないか。

 ついでに母親が電話に出ないのでおかしいと思ったら、明日、大学院の社会人入試の面談があるのでその準備をしているらしい。そういえば昨日の晩、晩酌して酔っ払いながら(どうやら『夢幻紳士』の影響で自分も酒豪になりたいと思ってしまっているらしい……凡人だから先に肝臓を壊しそうだが)家に電話したら、母親が出て、同じような話をしていた。面談といっても、とりあえず志願者に相応しいかどうかを判断するためのもので、これを通過してもさらに試験や面接などがあるらしい。自分が言えた柄じゃないが、大変だ……。仮にも親のことだから受かってほしいとは思うが、これで将来、もし実家が金銭的に続かないというコトになったら……自分なんかは大学中退かな。と、何となく淡々と言ってみる。

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 バイト先では、今日から新しい生徒さんへの個人指導が始まった。基礎から教える必要がありそうなので、自分としては対応が楽なほう……だろうか? 入試は2ヶ月後だから、基礎から入試レベルまで急いで教えなければならないのだが……。

 そのことで指導後、進路担当の先生と話をしていたら、なりゆきで自分自身の危ない学習状況(来年は留年決定とか、再来年も危ないとか)まで話すことになってしまった……。久しぶりに自分の勉強のことで凄く恥ずかしい思いをした。と同時に、少しは真面目に勉強しようかという気も起きてはきたのだが……。

 と思うと今度は、別の生徒さんから、バイトを紹介してくれた先輩への伝言を頼まれてしまった。……こりゃあ、明日はさすがに学校行かなきゃならないかな? などという事は、思ってももちろん人前では絶対に口に出せない。

 ちなみに、今日の写真は今までバイト先でもらったお菓子。1つは今日もらったものだが、他の2つは実のところ、かなり前のものだ。自分は人に見せる顔は悪くないものだから、貰い物をすることも多いのだが、もらった物をいつまでも大事にとっておく癖があるから非常に問題がある。そのせいで人の好意を無駄にしたことも何回も……。

 ……早めに食べよう!

(2006-12-05T07:07+09:00)
 今日の夕方、ダイエーの地下の日用品売り場で、かかとの角質ケア用品を眺めていてふと思った。……自分が水虫ではないかと思っている症状は、実は世間の女性たちが感じている足の裏の角質化の悩みに過ぎないのではないかと。

 自分が水虫ではと疑いだしたのは、少なくとも3、4年以上は前になる。ずぼらゆえ症状の変化は詳しく記憶していないのだが、ここ何年かは足の指の間に常に違和感があったような気もするし、時々はそれがひどくなったり、時々はほとんど気にならなくなったりしたような気もする。どうしても気になるときは水虫の薬をつけた事もあり、すると確かに症状が改善したような気がするのだが、長くて2、3日ですぐ薬をつけなくなってしまうので根治した覚えはない。

 しかし、これを水虫と断ずるには少々疑問に思われる点もあるのである。まず、足の指の間の違和感というのが、一般に水虫の症状とされる痒み……と言うにはあまりに微妙な、本当に違和感としか言いようのないものであること。かゆい、掻きたいというような切迫感はほとんど無く、ただ足の柔らかい皮膚が微妙に引きつれているような、そんな感覚しかないのである。

 また、そういった違和感を感じる箇所の皮膚がぼろぼろむけるという自覚症状もあることはあるのだが、そのむけ方もさほどひどくなく、しかも広範囲で、新陳代謝の一環くらいに思われても仕方ないようなものなのである。事実、小学生から高校生ぐらいの時は、同様の症状を親に訴えても、成長する上で自然な事だというような言い方しかしてもらえなかった。この年になればさすがに成長は有り得ないと思うが、洗い方が悪くて角質の生まれ変わりがスムーズでない……という可能性も0ではなさそうな気がする。

 ……以上のような訳で、たまたまかかとのケア用品を目にし、こんな悩みを抱える女性がそんなに世の中に多いのか……と思った事が、自分の悩みもそれなのではという考えに結びついたのだった。
 しかし、こうして自分の症状を書き連ねてみると、何だかこれが水虫でないと言うほうが無理な感じがしてくる。社団法人日本皮膚科学会のサイトの「皮膚科Q&A」によれば、水虫には角質増殖型足白癬という、「痒みがな」く、「広範囲に発赤・角化・落屑を認め」るタイプのものもあるそうだ。ただこのタイプはお年寄りに多いという事なので、その点は自分には当てはまらないが、油断はできない。何しろ実家には祖父母がいるし、中でも祖父はほぼ間違いなく水虫なのだ。

 そうなると、やはり必要なのは乾燥と清潔と医師の正しい処方……というか、ともかく皮膚科のお医者さんにかかって正しい診断をしてもらう事なのだろうが。だがそれには問題がある……というのは、まず第一に、自分は近所の病院・医院の情報にあまり詳しくない。第二に、病院や医院が開いている日時というのは、ほぼ確実に自分が学校に行っている「べき」日時である。日常的に自主休講しているのだから問題ないだろうと思われるかもしれないが、それでも、学校にいるべき時に他所で自分の姿を目撃されるというのは……少なくとも自分にとっては出来る限り避けたい事態なのである。

 しかし自分の症状が本当に水虫だとすれば、放置し続けるのは決して好ましい事ではない。いずれはさらに悪い事態……たむしに発展しないとも限らないのである。実のところ、自分は時折その不安にとらわれる事がある。これを解消するためにはやはり正確な診断が必要なのであるが……。

 ……最後になりましたが、本当に汚い話で申し訳ありませんでした。

(2006-11-24 01:17)
ハロウィンだけど何も無い
 写真は土曜日のバイトの帰り、ロフトのハロウィンセールで買ってきたカボチャ人形2つ。フニフニした手触りがストレス発散に良さそう。去年は本物のミニカボチャ買ったけど、結局、駄目にしちゃったからね……。

 下に敷かれてるのは、ハロウィンの更新が間に合わなかった言い訳のためのマンガの紙。まだ細いボールペンでコマ割りの線を入れただけ。というか乾くの待つついでにネットしてたら日付変わっちゃったんだよ……まあ、どのみち31日も残り30分では絶対に描けなかったと思うけど。

 本当言えば、ハロウィンに少々(?)引っ掛けた絵のネタも考えてあった。でもこういうものは当日になるまでが肝心で、過ぎてしまったらもう振り返らないものらしい。まあ、店屋の売り出しの仕方を見てるとそんな感じがしてしまうというだけだけど。
 さて、そうすると、過ぎたイベントがらみのネタを今さらサイトで公開するのもみっともないというものなのか。……正直言ってしまえば、まだ次のネタなんか全然考えてないんだけど。見ての通りの怠惰な管理人ですからね……。

 怠惰といえば、こちらの日記もなかなか更新しないんで(書きかける事は何度もあるんですが)、拍手へのお礼はやっぱりネタ帳でやるべきかと思案中。読む方にとっては、日記だのブログだのネタ帳だのを経巡るよりも、一つの日記のチェックだけで済むほうが楽だろうと思うんだけど、このままではいつまでたってもお礼の言葉が書けない。というわけで、とりあえず。

 10月に拍手を下さった皆様、ありがとうございました!!

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 何とかバイトには休まず行ってるけど、学校のほうは相変わらず。今日はバイトの後のドイツ語まで休んでしまった……(注:バイトの後はバイト先の人の目が気になるので、一応学校に行く事が多い)。ドイツ語、1年で習ったことも完全に忘れてて、先生にかけられても全然答えられない状態だし。
 まあ、かけられても居ないふりをするのは今に始まった事じゃない。高校あたりからずっとだ……というのがそもそも最大の問題なんじゃないかと思うのだが……。

(01:12 2006-11-01)
 今朝もまたいつものように、起きろと言う家族の声を無視して、半分意地で昼近くまで寝ていたら、その間に朝市に買い物に行ったと聞いて少々後悔した。一つばかり年を取ったからといって、すぐに行動が変わるわけもないと思うが……なんて、わざわざ言うまでもないか。

 だから今日の夕飯は、寿司やケーキを取ってかなり豪勢だった。この年になってケーキもないかもしれないが、家族の誰かが欠けた後になって、あの年は皆でケーキを食べなかった、なんて後悔したくはない……と自分は思っている。祖母が、家族そろって誕生日を迎えられるという事は喜ばなきゃいけない、と言ったのも分かるような気がする。

 そんな夕食の後で、意外な話を聞いた。祖母や母親が電話で大声を出しているので、気になって階下へ降りていってみると、まだ電話は続いており、何も訊けないような気配だった。終わった後、どうしても気になって訊くと……この間、従兄と結婚した人の弟が死んだというのだ。

 その従兄の結婚式で一度会った相手だから、名前も何も不確かだけど、一応は覚えがある。自分と年はほぼ同じらしいが、目立つ外見で社交慣れした感じがあり、後で知ったが実際、夜の仕事(……)なのだそうだ。式の合間に控え室で寝ていたのも、直前まで仕事で忙しかったかららしい。しかし絶対に死ぬような人とは思えなかったのだが……母親が改めて従兄に悔やみの電話をかけて聞いたところ、先月の初めに佐渡の海で溺れたのだという。最初の電話の相手だった叔父は、新聞にもそのことが載ったと言ったそうだ。
 従兄の奥さんも含めて姉妹はいるが、兄弟のうちではたった一人の男だから、親の悲しみも深かろうと祖母が言った。それは本当のことらしかった。自分も何があったか分かるにつれて力が抜けるような感覚がした。どうしても信じられなかった。

 ここしばらくはその事もあってか、この家を訪れなかった従兄夫婦だが、明日は来ると言っていたそうだ。祖母や母は香典を用意しなければと言っていた。

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 ウィキペディアに……というか正確にはウィキメディア・コモンズに生まれて初めて画像を投稿した。
 たまたま自分の地元にある大学(父親の元の勤め先でもあった)の項目で、わりと前から画像投稿依頼が出ていたから、誰もやらないならいずれ……?と思っていたのだった。地元だから家族に頼んで撮影してもらえばいつでも投稿できそうなものだが、ウィキペディアは著作権に関してかなり細かいようだから、後腐れがないよう、帰省した時に自分で撮って投稿しようと思ったのだ。……まあ、その場合、カメラの性能や自分の技術その他の理由で写真のクオリティは多少犠牲になるが、それは仕方なかろう。ウィキペディアなんだから、いずれもっといい写真を投稿してくれる人が現れないとも限らないし。

 実際に写真を撮ったのは帰省直後の先月14日だった。祖父母の買い物についていったついでに大学に寄ってもらい、適当に20枚ほど撮ってきた。ただし……事務に断るほどでもないか?と思った、というか、許可をもらおうとしてかえって面倒になっては嫌だったので、大学側には一切無断で……。この時点で、著作権的にまずい画像は投稿しないでくれというウィキペディア(ウィキメディア・コモンズ)の方針に抵触しているような気もするけど……。

 撮ってしまえば、あとは補正して投稿するだけ……なのだが、その暇はなかなか取れなかった。というよりも、補正作業には時間がかかるし、投稿手順は分かりにくいしで、つい取りかかる決心がつかなかったのだが。そうこうしているうちに、誰かがもう投稿したのでは……と不安になってきたが、確かめるのもまた不安でなかなかページを見てみもしない。だが、ついに気になってそのページを見てみると、画像募集中の画像はそのままだった。

 それでもすぐに取りかからなかったのは、やるなら今日、と思っていたからでもあったが。夕飯の後に補正から始めてみると、これがやっぱり大変だった。
 そもそも、元の写真の出来がよくない所に加えて、ウィキペディアの投稿の仕方がよく分からない。元の大きさの写真以外にサムネイルも必要かと思って、フィルタの掛け方まで工夫して用意したが、アップした後になって不要と分かった。画像のアップ先も、初めは普通のウィキペディアだと思い、既にそのためにアカウントも取ってあったのだが、あらためて説明を読むと、ウィキメディア・コモンズの方が全世界から利用できてよいらしい。でも、この画像にそれほどの価値があるのか?……と迷った末、結局コモンズのアカウントを取ったが、今度は画像に添付すべき情報の書き方が分からない。用意されたテンプレートに沿って何とか書いたが、これが正しいという書き方の例がどこにもないので、やっぱり分からないことだらけ……。

 ともかく、コモンズのアップロード画面でよくよく確かめた末にボタンを押した2枚の画像(元の大きさの写真とサムネイル)は、一応、警告に引っかかることもなく順調にアップされた、らしい。まあ……そのうちどこからか注意が来て削除されたり、いつの間にかもっと質のよい画像に変わっていたりしない限り、これでよかったというコトなのだろう。たぶん

 こうして画像のアップは済んだが、まだその画像をウィキペディアからリンクする作業が残っていた。画像の表示についての説明を斜め読みし、もともと表示されていた「画像募集中」の画像を出す記述を上書きするようにして、何度目かのプレビューでやっと他の大学のページと同様に表示されるようになった(サムネイルがいらなかったことに気づいたのはこの時点のことである)。とはいえ、縮小表示されたらされたで、気になるのはやっぱり画像の質の悪さ……。地元の大学の印象のためにも、もっと綺麗な画像が欲しい……と思ってしまったのだった。

 あと、できれば建物の外壁を塗りなおす費用も国からもらえないかと思ったけど……無理かなぁ、やっぱり。

(05:54 2006-09-18)
 今日は何だか鼻がぐすぐす、喉もがらがらすると思っていたら……夕方になってやっとその理由に思い当たった。

 昨晩研究室の人の送別会(アメリカに行くとの事)に出て、さらに二次会(in飲み屋)、三次会?(inモス)と行った後、AM1時ごろから6時まで同級生とカラオケでアニソン歌いまくってたからだ……。

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 ……というようなわけで、今日はまだ前期授業があったにもかかわらず、昼中ほぼ寝て過ごしてしまいました。
 朝に帰宅した時は、小雨降る中の移動で服も汚れたし、久しぶりの運動で疲れたのでシャワーくらい使うつもりだったんですが、それ以上に眠気を我慢しきれませんでした……。そういえば昨日の朝も徹夜だったから、実のところ飲んでる最中から眠かったんだった。

 とりあえず昨夜は久しぶりに人とたくさん会話しました。一度にあまり大量に話をしたので、どんな内容だったかと言われてもちょっと思い出せないぐらい(別に酔っ払って記憶がないからではない……と思いたい)。酒の上とは言え、そういう時こそ突っ込んだ話もできるし、大事なこともいろいろ聞いた気がするんですけどねー。

 あと、カラオケでは一緒に行った相手もオタ系だったんで、ほぼ全てと言っていいほどそういう選曲になったわけですが。自分は最近のアニメ(特に「萌〜」な内容の)はほとんど知らないんで、一緒に楽しく歌えたものは少なかった気がします……。せめてハルヒとか、ナルトとかブリーチとか、最近の特撮物の主題歌ぐらいは押さえておくべきだったかもしれません。
 あるいは……自分の持ってるゲッターとかの歌を人に貸して、歌えるようにさせておくのも有効な手かもしれない。

(2:09 2006/07/21)
 父親の命日だというのに線香も上げずに一日が終わってしまった。

(15:00 2006/7/7)
愛用品(笑)
 写真は、踏んで足裏のツボを刺激するための健康器具……というか、竹です。
 何しろ家の中に籠ってばかりで運動しないもんで、せめて青竹踏みで健康を維持しようと思い……いつだったかは忘れましたがわりと以前に買いました。

 最初は上に乗っただけでも痛くて、これで足踏みを続けるなど無理だと思われました。が、二度、三度と使ううちになぜか平気になり、今ではほとんど痛みを感じることはありません。かと言って、気持ちいいと感じることもほとんどないのですが……どういうわけか、運動しなければと思うと真っ先にこれが思い浮かぶくらい病みつきになってしまいました。

 近頃はこれでもあまり刺激がないので、健康サンダルのような凸凹のついたタイプを一つ買おうかと思っているくらいです。今使ってるやつはロフトの健康器具売り場で400円ほどで買ったのですが、同じ売り場に凸凹のあるやつも500円ほどで売っていたはずです。

 ただ……最近、雨模様だったり生活パターンが崩れていたりで、あまり外に出かける機会がないのが最大の問題なのですが...。
 毎日カップ麺1食+おやつ・おつまみで保たせるのも限界だ。

 何より栄養バランスが良くない。

 というわけでこれから恥を忍んで閉店間際の学食まで駆けて来ます。

(19:38 2006-06-14)
 日付が土曜日に変わった直後に、チェンゲのボーカルコレクション1500と新ゲのOP/EDシングルと『GURPS SPACE』(第4版バージョンの原書)を注文したら、翌日曜日の午前10時半にはもう届きました。凄いですアマゾン。

 それからはもう『HEAT』(チェンゲの第2期OP)と『DRAGON』(新ゲOP)がハードリピート状態です。
 おかげで昨日(日曜)から今日の午前までに描きあがった鉛筆画が6枚。もっとも、本来は1枚の画面に3人ずつ入るところを一人一人に分割して描いたものなので、合わせると2枚にしかなりません。
 それをこれからスキャンして、1枚に合わせて塗る(ん?逆かな)わけですが……それって考えてみるとかなり面倒そうかも。一人ずつ別々に塗るとして、だいたい1色あたり1枚のレイヤを使うとしたら、レイヤ数もかなり食いそうです。けど、一人ずつ塗ってから1枚にすると、後で色合わせるのが面倒だし(色調補正の使い方慣れてないので)……。

 ……などと言うのは自分の技能レベルが低い、かつ自分が怠け者であるからであって、絵が上手い人ならたぶんこの程度の事を面倒とは思わないのでしょうが。

 しかし今週はやりたい事が(この絵の事も含めて)結構あるのですよ。他にも5月中に完成させたい絵が2枚ほどありますし、あと、近場でやってるアンコールワット展が28日までなので見に行きたいし。

 ……本当は、この日曜日にアンコールワット展は見てくるつもりでした。が、また昼まで寝てたのと、あとCDが届いて絵描きの衝動が来たもんですから、何となくまあいいか……という感じになってしまいまして。

 その上、実家からの電話を取ったら、祭りには行かないのかと言われたんです。この土日に市内で大きな祭りがあったんですが、土曜日の夕方に一回街に出て、その混雑ぶりを見たのでもういいと思ってたんですね。が……家族が、4年もここに住んでるのに1回も祭りを見たことがないのはどうかとか、お神輿を拝んでこないのはどうかとか言うので、かえって自棄になってしまいまして……。

 そもそも祭りといっても、どこの神社のものとも分からない現代型のイベントのようなので(本当はきちんとした神社の祭りだったようですが)、その時の自分の予定では優先順位が低かったのです。が、家族にそう言われたことで祭りに行かないのが急に惜しくなり、しかし展覧会に行くという初めの予定も捨てられず、混乱したあげくにもうどこにも行くつもりはないと言ってしまいました。

 それで結局、祭りにも行かず展覧会にも行かずに一日家の中でごろごろ過ごしてしまったのですが。夜になってまた、後悔もしましたし落ち込みもしました。と言うよりも、ごろごろしている時点で、午前中寝て過ごしてしまった事を後悔していました。普通に日中起きて活動していれば、たとえば午前中に展覧会に行き、後で祭りに行くという事もできたはずです。

 が……実のところ、朝の時点で自分は、一日中起きて祭りと展覧会両方に行く事よりも、半日寝てどちらかだけに行く事を選択していました。ここで寝ない事にしていれば問題はなかったはずなのに、急を要さない予定が二つあれば、一つを捨ててごろ寝するという楽な選択肢を選んでしまうのが自分の悪いところなんです。そう分かっているんですがずっと改められません。

 それを言うなら、昨日今日描いた絵や、5月中に完成させたい絵も、今すぐ取りかかれば良いのは分かっています。が、やらなければならない作業を推測して、それが面倒そうだと思ってしまうとなかなか手を付けることができないんです。それが悪い点だということは今さら繰り返す必要もないんですが……。

 自分が日記を書くとたいていこういう内容になってしまうので、おそらく、そう何度も読みたいものではないと思います。最近ほとんど日記を書かなくなったのは、このことに気づいたせいもあるかもしれません。やっぱり、サイトのメインコンテンツに「日記」を挙げるのはやめるべきだろうかと思えてきました……。

 ところで、今週のやりたい事の中に「学校に行くこと」は入っていなかったですが……。
 正直に言えば、今日もまた絵描きの衝動とごろ寝の欲求に負けて自主休講してしまったので……そろそろ国語学概論の単位が危ないのです。でも、今から出席してもはたして内容についていけるんだろうか……。

(4:37 2006.05.23)

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